「バージョンアップ影響調査ワークシート」を更新しました

「インフラ情報」ページの「バージョンアップ影響調査ワークシート」を3年ぶりに更新しました。


今回は期間が空いたこともあり、更新量がすごいことになっていました。「全変更点一覧」タブに載せた変更点は、以下のとおり全部で 837 件です。7.1 から 7.6 へ一気に上げる場合は、この 837 件すべてが確認の対象になります。

移行元 移行先 変更点数
7.1 7.2 154
7.2 7.3 163
7.3 7.4 181
7.4 7.5 172
7.5 7.6 167
合計   837



知らなかったのですが、7.6 から「Memo to Users」の日本語版が無くなったようです。IBM Docs (Web) の情報は日本語になっていますが、IBM の翻訳はこちらの記事のレベルなので、英語の PDF を Google とか DeepL とかで翻訳して記載しました。

これは「Memo to Users」だけの話では無く、IBM i 7.6 の「Memo to Users」には、IBM のグローバル化基準に準拠するため、7.6 以降は IBM i オペレーティング・システム(5770-SS1)および IBM i 向けライセンス・プログラム・プロダクト(LPP)について、以下の13言語への翻訳が提供されなくなる、と書かれています。

アラビア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、ハンガリー語、アイスランド語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スウェーデン語、トルコ語

これらの言語の国別言語バージョン(NLV)のフィーチャー・コードや設定はそのまま維持されるので多言語サポート自体に影響は無く、あくまで「IBM i と LPP のテキストが今後は英語での提供になる」という内容です。


AS/400 の時代から、IBM i は本当にたくさんの各国語をサポートしてきました。下図は 2009 年の iSUC(札幌)のセッション「IBM i の文字コード」の資料で使った図で、当時提供されていた各国語バージョンを示しています。

(クリックで拡大)


今はブラウザにも AI にも高品質な翻訳が載っている時代です。製品そのものを各国語に翻訳して出荷するというやり方は、これから見直されていくのかもしれません。