復活のDFU

IBM i 7.6でDFUが復活したようです。

IBM i 7.6ではADTSの一部機能のサポート終了がアナウンスされました(参照「DFU、CGU、SDAなどが2025年4月でサポート終了」)。

実際にGA時にはSTRDFU画面でオプションの1と5のみが選択可能になっていました。

                   データ・ファイル・ユーティリティー (DFU)

 次の中から1つを選んでください。

      1. DFU プログラムの実行
      2. DFU プログラムの作成  <- 
      3. DFU プログラムの変更  <- ここが無くなって悲しい
      4. DFU プログラムの削除  <-
      5. 一時プログラムを使用したデータの更新

まぁ新規作成はできないけど今あるDFUが動くのなら仕方ないか…ということで、DFUの代替ソリューションを探していた方もいらっしゃるかと思います。

と・こ・ろ・が、


PTFでオプション2/3/4が復活します! まだ自分では試していませんので、詳細が気になる方は「(2025/6/25追記) DFUのオプションについて」などを参照してください。

「Known Issues - MISSING OPTIONS FOR STRDFU」には、あたかもオプション2/3/4が表示されないことが”問題”であるかのように書かれています。Caseが2025年3月27日にオープンされているので、7.6出荷前からこうする予定だったのかもしれません… IBMはこういったユーザーにインパクトがある事も事前に教えてくれないので困りものです。

いずれにしても、サポートがない状況は変わらないと思われるので、使えるうちに移行を検討したほうが良いかもです。