RPGCAのPublic Preview募集開始
RPG Code AssistantのPublic Previewへの募集が始まっています。
耳にしたことがある人も多いと思いますが、昨年よりIBM主導による「RPG Code Assistant」プロジェクトが実施されています。このプロジェクトは生成AIモデルを利用しており、RPGプログラムの開発生産性や品質を向上させ、テストユニットやドキュメントの作成を自動化してくれます。詳細は下記リンクを参照ください。
- RPG コード・アシスタント・プロジェクトのご紹介
- 開発中のRPG特化の生成AI「IBM i Code Assistant」を紹介、FF RPGを生成、コードの説明、テストコード生成 ~大規模言語モデル開発プロジェクトへの参加呼びかけも
- You and i -IBM、AIベースのIBM i RPG コード・アシスタント・プロジェクトを始動-
- RPG コード・アシスタント・プロジェクトにかける思い ~日本IBMの担当者とIBMチャンピオンに聞く~
現在は「Private Preview」(クローズドβ)でNDA(非開示契約)を締結した一部のメンバーがテストを行っていますが、2025年5月7日に「Introducing the upcoming IBM watsonx Code Assistant for i」1がアナウンスされ、夏ごろから開始予定の「Public Preview」(オープンβ)の待機リストに誰でも登録できるようになりました。
現在VS Code + Code for IBM iでRPGアプリケーションの開発を行っている方は、正式リリース(年末?2)前に触れる事ができるので、待機リストに登録して早期に試用・評価できればアドバンテージになるかもしれません。
個人的にはGitHub Copilot (GPT-4o)などが比較の対象になると思います。こちらはかなり賢く、RPGも理解しているので、IBMのお手並み拝見といったところです。
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もしかするとプロジェクト名が「RPG Code Assistant」(RPGCA)から「IBM watsonx Code Assistant for i」に変更されたのかもしれません。あまり頻繁に名前を変えるのは止めて欲しいものです。 ↩
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記事「RPG Code Assistant プロジェクト: Steve Will によるアップデート」の中で「2025年第2四半期のベータ版リリースに続き、同年後半にはコード・アシスタントの一般提供を実現したい」との記載があります。 ↩