CGUサポート終了 - 続報

6/3のポストでIBM i 関連S/Wのサポート終了について書きましたが、「日本語IBM i ユーザーはCGUが無くなると困る」とIBM Community > Power > IBM i Global に書き込んだのでご紹介。

下記が該当のスレッド「Adios SDA, DFU, RLU, etc (英語)」の私のポストです。(原文英語、DeepL.com(無料版)で翻訳)



3. RE: Adios SDA, DFU, RLU, etc

ace ace said :RLUやSDAについては、今でも現場でかなり使われているようだ。速く使えるし、すでにマシンに入ってるし、ファットクライアントとホストのPTFレベルのズレの問題もないし、何GBもの再インストールやライセンスに時間を取られることもない。*nixの人たちは今でもnanoやviを進化させている。

(RLU、SDAに)CGUを追加したいです。日本ではUDC(ユーザー定義文字、通称「外字」)が多用されたため、S/38時代からCGUが広く使われるようになり、CGUがなくなるとUDCが追加できなくなります。

IBM iのEBCDIC DBCS文字セットはWindows Vista(またはWindows 3.1)レベルでほぼ止まっており、その結果、人名、組織名、地名などの文字が不足しています。Unicodeは現在の5250アプリケーションでは事実上使用できないため、すべてのアプリケーションを書き直すか、Unicodeが使用できるプラットフォームに移行することを余儀なくされるユーザーが一定数存在します。

7. RE: Adios SDA, DFU, RLU, etc

Jon Paris said : 今あるものを近代化することは、常に(あるいは可能な限り100%に近い形で)、より安価でより成功する選択肢です。

それがEBCDICからEBCDICへの「近代化」であるなら同意します。EBCDICからUNICODEへの移行を含む「近代化」の経験はありませんし、以下のリンクに示されているように、かなりの量のコード・レビューが必要であることは承知しています。

日本のユーザーは、EBCDIC環境でUnicodeのIVSに見られる、字形が似ている文字をなんとか使用するために、CGU(外字)を使用せざるを得ないことをご理解ください。現在のプログラム資産を日本語EBCDICからUnicodeに近代化することに成功した例があれば、ぜひ教えてください。

ace ace said : …5250はユニコード・ストリームの設定をサポートしています。

前の投稿で述べたように、ACSが提供する5250スクリーンセッションのUnicodeサポートは限られています。(印刷デバイス・セッションはUnicodeをサポートしていません)。

  • 2011年の改訂で非推奨となったCCSID 13488(UCS2)のみのサポート
  • 1文字あたり2バイト固定なので、SBCS文字のみを使用する場合でも、フィールドは以前の2倍の長さにする必要あり
  • DBCSは、セッションが使用するコードページに対応するWorldTypeフォントにのみ対応。そのため、Unicodeキャラクタ全体は使用不可


日本以外の国ではCGUはほとんど使われておらず、ここで何らかの意思表明をしないと来年からIBM i で外字の追加ができなくなる可能性があります。国内の大規模IBM i ユーザー数件から「SEUと同じレベルで存続」させるようにIBMへリクエストがあればなんとかなるかも…

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