IBM i 7.5 TR1、7.4 TR7の発表
10/11にIBM i 7.5と7.4の新しいTRが発表されました。IT Jungleの記事「Announcing IBM i 7.5 TR1, 7.4 TR7 and More」で、Steve Willが概要を解説しています。リンク先(作成中)にあるIBM Supportの文書(英語)を参照ください。
ざっと見たところでは特にめぼしい機能はありませんでした。「地理空間アナリティクス」(Geospatial Analytics)でIBM i 上で視覚化できれば面白いかもしれません。Db2 for i のデータをPython+各種視覚化ライブラリーで利用するのはそれほど難しくないので、IBM実装がどれだけ有用か今後に期待です。
(2022-10-14追記)
IT Jungleに関連記事「IBM Unveils Fall 2022 Tech Refreshes for IBM i」がありました。
(2022-10-26追記)
関連情報です(紫字は英語)。新機能の「具体的な応用例」は見つかっていません。
- IBM発表レター「IBM i 7.5 Technology Refresh 1: 新たなレベルの統合されたシンプルさを実現します」
- アイマガジン記事「新しいテクノロジー・リフレッシュ、IBM i 7.5 TR1、IBM i 7.4 TR7発表 ~多数の領域で新機能と機能拡張、IBM iサービスの新規・拡張は40種以上」
- iWorld You and i:Steve Willのブログ「IBM i 7.5 TR1、7.4 TR7などの発表」
- TechChannelの記事「Announcing IBM i 7.5 TR1, 7.4 TR7 and More」(IBM i 7.5 TR1、7.4 TR7 などの発表)
- IT Jungleの記事「IBM Bolsters Availability, Backup with Latest TRs」(IBM、最新の TR で可用性とバックアップを強化)
- IT Jungleの記事「Inside IBM i’s New Geospatial Functions For Db2」(IBM i の Db2 向けの新しい地理空間関数の内部)
- IBMサポート文書「Geospatial Analytics」(地理空間分析)
- IBM Docsページ「Geospatial Analytics」(地理空間分析)
(2022-12-21追記)
開発観点から見たIT Jungleの関連記事「How The Latest TRs Bolster App Dev For IBM i」。COBOLでターゲット CCSID (TGTCCSID)が指定できるようです。