IBM i Next Gen Apps

TechChannelの記事「IBM i Next Gen Apps: The Modernization Approach」でスティーブ・ウィルがモダナイゼーションのアプローチを述べているので興味のある方はご一読を。

過去2年間の戦略とのことで、「モダナイゼーションは必須」で、「IBM i Next Gen Appsの属性はDevOps、CI/CD、Agile」とのこと。具体的な中身は無く、「アプローチをサポートするためにさらに多くのことを行う予定」と書かれていますが、もっとスピード感が必要な気がします。

以下私見です。

モダナイゼーションを行う上で、日本語特有の「壁」があると感じています。今や、IBM i (EBCDIC)の外は全てユニコード(主にUTF-8)の世界です。数十文字のアルファベット+数字+一部の記号で業務が行えるラテン圏と異なり、”邪悪な”シフト文字で囲まれた1万以上の文字が必要な環境は前提から変わってきます。ラテン系の人間がこれを理解するのは至難なので、これに対しては日本で「ステップバイステップでこれに従ってください。すべてが簡単」なアプローチを提供する事が急務でしょう。