GO SAVE/GO RESTOREで制限状態の挙動が変化

IBM i 7.2/7.3/7.4に特定のPTFを適用すると、「システムがすでに制限状態の場合にENDSBSをスキップする」そうです(詳細はこちら)。余分なENDSBSを行わないことで時間が短縮できる、制限状態で限定的にTCP/IPサービスを利用できる、ことがメリットと記載されています。

「TCP/IP終了待ち時間」(デフォルトで300秒)はENDSBSチェックの前に独立して処理されるので、この値が*NONE(すべてのサブシステムを終了する前にTCP/IP処理の終了は行われない)以外の場合はTCP/IPサービスが終了される、と書かれています。

特にGO SAVE/GO RESTOREの操作に変更は不要と思いますが、動作は把握しておくと良いでしょう。