多くのお客様にとって7.1は「越えられない壁」
IT Jungleの記事「IBM i 7.1 Extended Out To 2024 And Up To The IBM Cloud」より。7.1からバージョンアップができないケースがそれなりにあるようです。互換性の無いコーディングを行い、かつ、Observability templatesもソースコードも無い、7.1のアプリケーションを使用している場合などが該当します。
このため、IBMは次のように7.1のサポート(基本的に既知の問題対応とQ&Aのみ)を延長しています。
- サービスは、IBM i 7.1をサポートするPower9サーバーおよびPowerSystems VirtualServerで2024年4月30日まで延長されます。
- サービスは、2022年4月30日までPower8サーバーで延長されます。
- サービスは、2021年12月31日までPower7およびPower7+以前のサーバーで延長されます。
アプリケーションを開発したり、パッケージや外注ソフトウェアを利用する場合、ソースにアクセスできる(最低限Observabilityがある)ことを確認した方がよさそうですね。